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当院では、開院当初から画像診断に力を入れています。高度な治療を行うにあたり、「正確な診断」は必要不可欠です。
X線検査(レントゲン)、超音波検査(エコー)、CT検査(コンピュータ断層撮影装置)といった画像診断機器を用い、正確な診断を行います。なお、長谷院長は超音波検査を得意としており、当院外での動物病院や千葉県獣医師会で講師を務めたこともあります。
動物病院様からの症例のご紹介、飼い主様からのセカンドオピニオンについても受付ております。お気軽にご連絡ください。
はせ動物病院
047-486-7376
CT検査とは、X線装置が体の周囲を360度回転しながら連続撮影し、体の断面画像を撮る検査です。人と違って動物は静かに待機することが難しいため、基本的には全身麻酔をかけて撮影します。
立体的な3D画像が得られるため、身体の詳細な評価が可能になります。主に骨格の異常や臓器系の異常個所、腫瘍性病変の把握、手術計画を作成に利用しています。
全身麻酔以外には、物理的なダメージを体に与えることなく評価が可能であり、レントゲン画像とは比較にならないほど詳細なデータを得ることができます。
全身麻酔によるリスクがあるため、持病をお持ちの子やシニアの子では撮影が難しい場合があります。また、X線を使用するため、被曝します。ただし、身体に悪影響が出るような線量で撮影は行いません。
超音波検査(エコー)は、放射線を使わない検査のため、被曝の危険性がありません。超音波を身体内へ当て、その跳ね返りを映像化します。人の産婦人科で赤ちゃんの様子を見るために行う画像診断といえばイメージが湧く方も多くいらっしゃると思います。麻酔をかけずに行えるので、身体へダメージを与えません。
心臓など臓器の動きをリアルタイムに見ることができます。X線検査ではわかりづらい腹腔内臓器の内部構造を把握することができます。麻酔をかけることなく、動物が楽な体勢で検査することができます(当院では立位で検査を行っています)。繰り返し検査を行っても、体にダメージを与えません。
被毛が多い子の場合には、一部剃毛が必要な場合があります。
X線検査では、骨や石は白く、空気は黒く映り、脂肪や筋肉などはその中間の濃さとなって写り、その濃淡によって身体の内部を評価します。臓器の位置や大きさの確認、骨の描出に優れています。
麻酔は不要で繰り返し撮影でき、経時的な変化(骨折や肺炎などの治癒過程)を見ることができます。
正確なポジションで撮影することが重要なため、暴れる子では検査できないこともあります。
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